復刻版Aceギターストラップをヴィンテージと一緒にチェック

D’andreaブランドで復活した憧れのAceロゴのストラップ。ヴィンテージのAceストラップと復刻版を並べて、細かな違いを見比べてみます。

ダンドレアのAce復刻ストラップ

とうとう復活した憧れのAceロゴ。日本では荒井貿易さんが販売されています。ロゴはAce、ブランドはD’andrea。なつかしいですねえ。タグには「Ace復刻ストラップのゲットおめでとうございます」という意味合いのことが英語で書いてあります。

Aceリイシュー・ストラップのタグ

レザーエンドから順番に見ていきましょう。右が復刻版、左がヴィンテージです。ちょっとレザーの長さとシェイプが違いますが、まあ気にせずにいきましょう。

復刻版Aceとヴィンテージ・ストラップの比較

ヴィンテージのAceロゴが見えにくいので、コンディションの良いヴィンテージをもうひとつ並べてみました。リベット2か所打ち、ミシン縫いと、スキなく復刻できています。願わくばリベットの色を黒に・・・できれば、なおスマートに見えるでしょう。

レザーエンドのシェイプの違い

生地自体は、ヴィンテージのほうが少しもっこりしている質感ですね。柄も両サイドの▲マークの大きさなどを除けば、おおむね復刻できていて、ほほえましいです。

かなりヴィンテージに近い復刻版ストラップ

反対側のレザーエンドです。こちらも少しレザーが長いようです。

レザーの長さの違い

裏側はヴィンテージが革そのままのカラーで、復刻版は黒く染められています。ですが、ヴィンテージでも裏側が黒いレザーを使用したものが70年代中期からポツリポツリとあります。復刻版の革の素材は少々薄手です。

レザーエンド裏側の色の比較

メタルバックルはシェイプが似ています。合格点ですね。

復刻版Aceとヴィンテージのバックル

バックルの下はヴィンテージがリベット留め、復刻版はミシン縫いです。

リベット留めとミシン縫いの違い

ヴィンテージ・ストラップ復刻の老舗Souldierの同柄も並べて比較してみます。上から、Souldier、復刻版Ace、ヴィンテージの順です。

Soudile、復刻版Ace、ヴィンテージの比較

憧れのAceストラップ。ヴィンテージは高額だしSouldierも手が出しにくい…と思っておられたマニアやファンの方には、今回の復刻版Aceの価格はうれしいですね。最後に、「D’andres USA」になっている復刻版Aceのロゴを、ヴィンテージっぽく改造するアイテムを作ってみました。まあ、お洒落って感じで。

ヴィンテージっぽく改造するためのレザーエンド

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