タペストリーでGood Job!! - 後編

いろいろなシチェーションでのギター撮影の様子や、室内撮影用の背景タペストリーなどをクローズアップするシリーズの後編。今回は自然光を利用したテラスでの撮影や、ライティングについてご紹介します。

季節でいうと、春から秋までは比較的「ロケや外部スタジオ撮影」が多いですが、なんでもかんでもお金をかけていると、いざギターを買いたいときに資金不足(笑)なんてことになりかねないので、普段はガレージで撮影したり、天候をみながらテラスにギターを広げることにしています。 

とくにパーツの接写やギターの内部・細部については、文章を書きながら撮るアングルを工夫するので、「スタジオのレンタル料:1時間〇千円」ということを気にしないでいたいですね。

で、テラスバージョンから見ていきましょう。なんてことないテラスですが、ちょっとしたテーブルやチェアを工夫すると、それなりにカッコがつきます。このテーブルは「ルームズ大正堂」にて10年以上前に購入。長年愛用しています。サビが出だしてアンティークっぽくなりました。

みなさんにおなじみのアングルは、レンガをバックにしたコーナーです。画角におさまりが良いので、Vintage Maniacsのブログには高頻度で登場しますね。 

ここは太陽光が、午前中がバックから、午後はフロントから当たるので、正直「晴天」での撮影よりは「曇天」のほうが撮りやすいです。あと、映り込みも気になります。ヘッドストックは、光が反射するとロゴが見えにくかったりしますので、雨傘で遮光して見えやすい角度を探しましょう。

夕日が直接当たるとこんな感じで、写真としては使えません。

ヘッドのロゴが反射光で見えない失敗写真
こんな感じの角度だとロゴも見えていてグッド

テラスのグリーンをバックにセットした例が、この画像です。

なぜかフェンダーにはグリーンの背景が似合うと個人的に思っています(笑) ギブソンだと同じ背景でも随分とモダンな印象を受けませんか? 

あと、家の中で撮影っていうパターンもあります。例えば階段を使って、こんなレイアウトに工夫したショット。

予想外に評判が良かった写真です。ダーク系のボディカラーのギターでは、輪郭や色のニュアンスをうまく伝えるためにも白系統の壁を使うといいでしょう。

このファイヤーバードⅢは凧糸で吊るしているだけですが、見えなければ、なかなかカッコいい写真になっていますね。

パーツはLED光源で屋内撮影している場合と自然光を使っている場合があります。それぞれに長短ありますが、色をしっかりと反映させるという意味では、直観的なのは「自然光」でしょう。

太陽光の自然な色合い 金属の質感が良く出ている
(自然光で撮影)
(自然光で撮影)
屋内でも窓辺で自然光を使うとマチエールが伝わる
(自然光で撮影)
(自然光で撮影)

一方で、昼夜天候問わずに撮影できるメリットは、屋内LEDです。筆者は、この「ガレージシーリングライト」を使っています。無茶苦茶明るくて便利で、かつ夏場も熱くないので作業性が良い。

とにかく明るいし、光の照射角度を加減できるすぐれもの。普通のE26電球ソケットに差し込めます。
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メロディメーカーのサンバーストが綺麗に再現できています

普段何気なく眺めているお手持ちのヴィンテージ・ギター・コレクション、カメラのレンズを通して観てみると、意外な新しい発見や、美しいディテール、構造的な疑問や拘りが湧いてきて、新しい魅力に気づくのではないでしょうか。今回の前・後編がすこしでも愛器の撮影にお役に立てればと願っております。

タペストリーを使った画像例

初夏の高原をイメージさせる清々しい背景
ウエストコーストというかワイキキというか、サマーホリデーのイメージ(屋外の自然光で撮影)
(屋外の自然光で撮影)
オータムの落ち着いたテイスト(ガレージ内で前出のシーリングライトを使用した撮影)

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