ギブソンのクイックコネクト基板サーキット

ギブソンはレスポール・トラディショナルをはじめとした近年の普及機に、クイックコネクトとよばれる基板サーキットを採用しています。でもまあ、Vintage Maniacsとしてはレスポールはヴィンテージっぽくしておきたい訳です(笑)

クイックコネクト搭載のレスポール

ご存知の方もおられると思いますが、ギブソンはレスポール・トラディショナル・モデルをはじめとした近年の普及機に、クイックコネクトとよばれる基板サーキットを採用しています。

ギブソンのクイックコネクト基板

クイックコネクト・サーキットの裏側

工場での生産性を考えると、たしかに便利で均一な作業ができるメリットがあります。そういえば昔、ピックアップでも裏面にサーキット状の基板がむき出しのモデルがありました。

基板むき出しのギブソン製ピックアップ />
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リペアなどのメンテナンス適正は良かったのですが見た目が量産っぽくって人気がでませんでした。さて今回はどうでしょう。
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画像のサーキットでわかる通り、ピックアップにもインプットジャックにも、トグルスイッチにもコネクターが付けてあるので、ハンダゴテを使わずに交換できるといううたい文句です。すごく便利でユーザーにも優しそうですね。
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クイックコネクト対応のトグルスイッチ

基板はレスポールとSGでレイアウトが異なるため、モデル毎に共通性は無さそうです。

レスポール用のクイックコネクト基板

先の写真はSG用のクイックコネクト基板で、これはレスポール用です。インプットジャックの位置で違いが判ります。もちろんピックアップも57 Classicだろうと498だろうと、クイックコネクト対応です。良し悪しというよりは好みですね。

ギブソンのクイックコネクト対応ピックアップ

でもまあ、Vintage Maniacsとしてはトラディショナル・モデルといえど、クイックコネクトといえど、やはりレスポールはヴィンテージっぽくしておきたい訳です(笑)宣伝になりますが、HystericPAFと、CrazyCap59、そしてヴィンテージのワイヤーで基板をそのままヴィンテージ配線に置き換えて、ダイレクトにイナたいサウンドをクリエイトしたいところです。ちょっとしたチューンナップですが、サウンドはかなりしっかりとしてくると思います。ハンダゴテ片手にギターと過ごす。そんなアップグレードな休日でした。

Vintage ManiacsのHystericPAF

Vintage ManiacsのCrazyCap59

ヴィンテージのワイヤー

あ、そういえばギブソンのハードケースがカナディアン・ブラウンケースにもどって、ちょっと嬉しいですね。しかもハンドルが改善されています。

ギブソンのカナディアン・ブラウンケース

改善されたハードケースのハンドル

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