入手困難なトフィーブラウンのSGスペシャル
40年かかって入手できたのはこれ1本だけ。めずらしいトフィーブラウンのSGスペシャルと、同じくトフィーのSGスタンダードを比較しながら見ていきましょう。
ケースの撮影がひと段落したので、中のギターも日光浴がてらチェックしていきましょう。まずトフィーブラウンの2本ですが、SG Standardのトフィーは時々見かけます。たしかにレアですが、まあ何度か見る機会があるわけです。
しかし良く見てください。右側のSGはSpecialのトフィーです。ちょっと自慢ですが、これがめずらしいのですよ。40年かかって入手できたのはこれ1本だけ。こうなるとJuniorも欲しいです。ちなみにCustomのトフィーはどうやら無いらしいです。
2本とも70年代に入ってからの個体で、Gibsonインレイは角ロゴ、マホガニーの3ピースネックです。
96xxxxのシリアルを見ると、どうやら同じ時期に生産されたようです。
うーん、トフィーといえば68ゴールドトップのボディバックを連想しますが、なぜSGでこの色を…。たぶん人気なかったのでは(笑)
ペグはStandardがクルーソンのメタルボタン、Specialは3連のプラツマミ。きちんとグレード分けされていますね。
ピックアップは、StandardがステッカードのTトップを2発、SpecialはP-90が2機。これもスペック通りです。
ネックジョイント部分は、ヒールのある典型的な70年代タイプ。インレイの違いでだいぶ豪華さに差が出ています。
なんとなく、この色を見るとTEDを連想するなあ。
ヘッドの角度は同じ。しかし何度見ても美しいマホガニーを使ってますね、このテーブル。
クローズアップの最後はSG定番のロング・ヴァイブローラ。これがなければStandardじゃないよ…っていうぐらい、私の中ではSG Standard = Maestro Long Lyre Vibrolaなのですよね。
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