ファイヤーバード再び - ギブソンが企画した中途半端なノンリバV

久しぶりのファイヤーバード特集、今回はギブソンが満を持して“企画”した中途半端なノンリバースVをご紹介します。

FV(Fukazawa Vintage Club)今日はね、久しぶりのファイヤーバードでーす。しかも今回は「俺スキ」っぽい要素満載の2モデル。ギブソンが満を持して“企画”した中途半端なノンリバースⅤと、エピフォンが“復刻”した完成度の高いリバースⅠを購入してみました~。

VM(Vintage Maniacs)なんか平野レミさんの料理番組っぽいノリですね。

FVファイヤーバードだから、さしずめ焼き鳥って感じか。

VMそれをいうなら火の鳥ですね、手塚治虫先生の。

FVまあ、何鳥だろうとギターのスペック解説なんて煮ても焼いても食えないよ。早速だが、ギブソンが企画したノンリバⅤだ。しかもJapan Limitedで、2015年発売時の定価257,000円。びっくりな高額。

VMこの写真のサンバーストはヴィンテージですよね、かっこいいなあ。

FVよく見てるね。ファイヤーバードはロングヴァイブローラがルックスの決め手だが…

VM他の2本はストップテールピースだ。だから“復刻”じゃなくて“企画”なんですね。中途半端なことしますねえ。

FVしっかりと復刻してヒスコレが売れなくなったら困るからかもしれんな。

VMペルハムブルーは、いい色してますよ。

FVそうそう、フェイデッド・ペルハムブルーってカラーだ。あと、フェラーリレッドとヴィンテージ・サンバーストに、ブラック(エボニー)の4色あるけど、この色が一番いいね。

VMブラック以外のネーミングはかっこいいですが、なんか黒への愛着が感じられません。

FVミッドナイト・ブラックとか、スケアクロウ・エボニーとか、なんか工夫してほしいね。

VMお、そのカラーネーミング、そのまま使えそうですよ。

FVだろ?(笑)ヘッドのデザインはいいとして、ペグはクルーソンにしてほしかったね。ヘッド落ちするよ、グローバーのミニだと。

VMゲイトマウス・ブラウンのノンリバが有名ですね。スライドでブルースをきめよう。

ゲイトマウス・ブラウンのファイヤーバード

FVファイヤーバードって、もともとシェイプは派手なのにブルースっぽいフレーズが似合うんだよ。ジョニー・ウィンターの影響かな。クラプトンもブルースブレイカーズのときの写真でリバースのⅠを弾いているけど、ブルージーだもんね。

エピフォンが復刻した完成度の高いファイヤーバード

VM(Vintage Maniacs)さて前回はギブソンのファイヤーバードを紹介(参考:ファイヤーバ…

2017.10.13

掲載されている文章および画像の無断転載・引用(ソーシャルボタンは除く)は固くお断わりいたします。

最新の記事

ゼマイティス・ベースのチューンナップ(前編) - Stay with T スピンオフ

さらりとモダーンのアーカイヴス Part Ⅰ

永遠の憧れ - 1971 Custom Flying V降臨 (後編)

永遠の憧れ - 1971 Custom Flying V降臨 (前編)

おすすめ記事

Gibson L-5SとL-6S - レッドアバロンの厚化粧とすっぴん美人(後編)

melody-maker-50s-vintage-00

憧れのメロディーメーカー - 50年代ヴィンテージ

guitar-magazine-sg-00

ギターマガジンSG特集、勝手に付録の巻

gary-moore-melody-maker-39

ゲイリー・ムーアの使用でも有名なメロディーメーカー