レスポール・アーカイブス - フレイム三昧 (後編)
レスポール・アーカイブス「フレイム三昧」の後編。前編に引き続きヒスコレを当時の撮影画像でご紹介します。たくさんのヒスコレ・バーストをまとめてお楽しみください。
目次
VMこうして沢山のヒスコレ・バーストを眺める機会って、あまり無いから楽しいっす。
FVちょっと写真の整理が悪くて申し訳ない。フォルダのタイトル順にランダムに紹介しているので、製造年とか前後しちゃって。
VM冒頭のエイジド・バーストは、ゲイリー・ムーアのオーダーでチューンナップしたギターですよね?
FVそうだよ。よく覚えているね。ロシアツアーから戻ったばかりのグラハム(ゲイリーのギターテクニシャン)がリクエストしてきたんだ。ベースになったのは、ヒスコレの「9-8480」。
VM手元のオーダーシートには、3,850gって記載されていますね。仕上がりのシリアルは「9-1092」。
FV当時ドイツの音楽雑誌にも載ったな。機会をみて詳しく紹介するね。
VM後編の今回も、前編に引き続き「手あたり次第」にFVさんのパソコンのファイルを開けて見ていくという、行き当たりばったりの企画です。
FVヒスコレは、すごく詳しいマニアの人達が沢山おられるので、Vintage Maniacsでは、どちらかというと「ヴィジュアル系」でご紹介しております。
VMまあ、そういうことでいいですよ、今回は(笑)
9-8931(2008年製:4,160g)
VMのっけのギターは、4kg以上ありますね。
FV改めて思うんだけど、58モデルのトラメって、なんかリアルでカッコいいの多くない?
VM今頃何言ってんですか。当時みんなそう言って買ってたじゃないですか。僕も探してるんですけど、手放す人が少なくて…。
FVトラメのネーミングっていろいろあるんだけど、その中でも、これは「バリトラ」っていう部類かな。
VMさすがに、無造作に置いても「ぐちゃぐちゃの存在感」があります。
FV「ぐちゃぐちゃっ」って、なに?(笑)
VMこのショット、来年のカレンダーに使いましょうよ! ヒスコレを年代順に写真集にするって企画も考えてみたいです。
9-8461
FVこれは覚えてるだろ?
VMハードロック・メイプルの個体ですよね。「レスポールHRM - ハードメイプルが魅せるヴィンテージルック」で紹介しましたよ。
FV以前解説しているから、今回は未公開ショットをさらりと見ていただきましょう。
VMかっこええですね。欲しいなあ。
レスポールHRM - ハードメイプルが魅せるヴィンテージルック
2016.6.24
9-71822(2007年製)
FV個人的にはむちゃくちゃ好み。
VMリバース・ガルウイングですね。このトラが逆さ向いてたらデュアンですよ。
VMそういえば、FVさんのお知り合いに、京都でガルウイングを探究しているコレクターのかた、おられますよね。
FVあの人は、別格のマニアだ。
VMバーストの色合いも、ちょっとダークバーストっぽくて南部の匂いがします。
FVそうね、トラメの模様とサンバーストのカラーリングは、マッチングも大切。
8-0278(2010年製:4,100g)
FVこれも、好き嫌いなく「バースト王道」という印象の58フィギュアード。
VMやっぱり、58は「リアル・フレイム」の宝庫ですね。
FVそうだなあ、特に2010年前後には、クールなフレイム・パターンが多い気がする。
VMその割に、店頭では59モデルよりも随分とリーズナブルな価格帯だったと記憶しています。
FV角度でプレーンに見えたりもしちゃうから。ハンサムに撮影するには、角度と光がポイントだ。
VMこれは当時僕が撮影したカットですけど…。
FVこんな感じで、日向に出すといいよ。あと、縦と横と別々のカットも抑えておこう。
VMなるほど、どってことないけど役立ちそうなアドバイス、ありがとうございます。
FVうーん、感謝されてる感じがしないなあ(笑)
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