SGスペシャルというヴィンテージギター (前編)
前後編の2回でお届けするSGスペシャル特集。今回の前編ではフルサイズのハムバッカーを搭載した機種をご紹介。ドットとディッシュ、それぞれのポジションマークとサウンドの関係についてもお話しします。

なんでだか自分でも良くわからないのですがSGスペシャルが好きです。特に「ハムバッカーを載せたスペシャル」が気に入っています。もちろんヴィンテージを改造する気概はないから、前オーナーがすでにハムバッカーに載せ替えている個体が売りに出ると、すごくうれしくて即決です。




いろいろなご意見があると思いますが個人的な私見でいうと、「①Standard+2HB」と「②Special+2HB改」を比較したときに、②の方がタイトなサウンドに感じています。


以下は、スペシャルを友人に勧めるときに雑談として、よくお話ししていることです。
ネックバインディングはスタンダードと同様ですが、ポジションマークがドット。ディッシュマークとくらべると、「フィンガーボードのローズウッドの容積が多い」ですよね。スタンダードが、「指板を9か所も横いっぱいにくり抜いてセルロイドを埋め込んでいる」ことと比較すると、なんとなく「ドットのほうがローズウッドがたくさん残ってて」うれしいわけです。ナットからブリッジまで、振動がそのままストレートに伝わりそうです。
私が溺愛するフランク・マリノ師匠のSGを見てみましょう。

右のギターはエボニーブロックも搭載していて、めちゃくちゃキュートなチューンナップです。バインディングがあるのでスペシャルですね。 左のスタンダードよりも、いい音がしそう。

左のSGはバインディングがないのでJrでしょうか。3シングルってのも、なかなか思いつきません。


90年代の広告ではSpecialが16万円でStandardが24万円。この価格差ならSpecial買って改造しちゃって、残りのお小遣いで彼女とディズニーランドに行ったかも(笑)





メタルリフレクター・ノブは、失くすと良いリプレイスメントパーツがないので困ります。とくに「8」のフォントは復刻されていなくて…。
















後編※では、本機の5年後に市場投入された70年仕様のワイドピックガードのスペシャルをご覧いただきます。生産効率を追求した設計変更がなされ、ルックスにもサウンドにも大きな変化があらわれています。
※後編はまだ公開されておりません。
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