港を見ながらギター撮影 - 横浜・港の見える丘公園編
今回は横浜の「港の見える丘公園」でのギター撮影の様子をご紹介します。レスポール、メロディメーカーとともに美しいバラの写真もお楽しみください。
VM (Vintage Maniacs)うわー、待ちに待った横浜ロケです。後方にガンダムが見えますよ。
FV (Fukazawa Vintage Club)君が喜ぶと思って、あえてこのカットを冒頭に持ってきたんだ。
VM今回は、来年のカレンダー用撮影ですね。しかもローズガーデン。
VM初めに言っておきますけど、薔薇の蘊蓄をひけらかさないでください。
FV初めに言われちゃってますけど(笑)、まあ最低限の説明はさせてよ。
FVこれ、大好きなオレンジ色の「レディ・オブ・シャーロット」。育てやすい英国のツルバラ。
VM「パット・オースチン」かと思いました。
FV君もヒケラカシてるじゃないか。予習してきたんだろ?
VMグラハム・トーマス(黄色い英国産のシュラブ・ローズ)のアーチ、見栄えしますねえ。ゴールドトップに似合う。
VM来園者が居ても、お構いなしに三脚立てて陣取りするあたり、流石っす。
FVおいおい、あまり褒めるなよ。
VM褒めてないですよ(苦笑)朝、何時に起きたんですか?
FV実は「港の見える丘公園」のバラ園は、入場がフリーなうえ、入り口にゲートが設置されていない自由な庭園なので、どれだけ早朝にいっても撮影ができる快適スポットさ。内緒だけどね。
VM内緒って……。
FV当日は、4時に家を出発して、第三京浜をドライヴしてきた。
VMここまでの画像はスマホでのスナップです。お許しください。次は、どんなシーンですか?
FVまずは、出発前のワンカット。
FVこの日は、レスポールを4本撮影しようと思ったんだけど、さすがに積めなかった。
VMこんなクルマ乗るからですよ、当たり前ですよ。結局どうなったんですか?
FVいやあ、君が手伝ってくれないから独りだろ? ギターを3本持って行ったんだけど、ハードケースは不便なので、こんなチョイス。(次の3枚の画像もスマホ撮影です)
VMよく独りでギターと三脚と一眼レフ担いで歩き回れますね。
FV下見はするよ。街歩きでも、「ここは、いいなあ」とか。
VM日頃の下見も大切なんですね。
FV普段でも、散歩に来た時に「ああ、ここでフライングVをロケすると栄えるなあ」とか、「この古びたチャペルのドアはストラト向きだ」とか。年がら年中、いつも考えてるさ。
VMちょっと話が脱線しますけど、FVさんのロケ後記。等々力渓谷で通りかかったご婦人と交わした会話が、僕は妙に印象に残ってます。
FV「もう一度見直してみると“美しい”」のご婦人?
VMあれ、岡江久美子さんですよね。記事を掲載した当時は、お名前出してませんでしたけど。
FV懐かしい。随分前のような気がするよ。
「あらまあ、素敵な楽器ね。なんていうの?飛んでいきそうじゃない?」
「これは、貴方の印象どおり、フライングVっていうギターなんですよ」
「あら、当たったわ(笑)すごい」
「ブイって言いますが、こうしてみると、Aですよね」
もう一度見直してみると「美しい」
2021.5.28
FVただ、これだけの会話なんだけどね。素敵な一瞬だったなあ。
VMそれぞれのギターで、ベストショットを選びましょうか。
FVうーん、来年のカレンダーとなると悩むなあ。ヴィンテージ・マニアックス・ファンだと、メロディメーカー辺りもツボかもしれんし。
VMこんな感じですか。
FVいや、これはダメ。わざとらしいレイアウトだし、メロディメーカーのヘッドに空が写り込んでロゴが見えない。失敗カットだ。
VMじゃあ、これは?ピント甘いですけど。
FVアングルとしては、好きだな。
VM次の2枚はMac Yasudaさん風ですが…。
FVわかる、わかる(笑) アメリカのカントリーサイドっぽい。
VM同じヘッドストックのアップでも、随分とイメージが違います。
FVこういう時は、センターをはずすと構図が綺麗なんだよねえ…。
VMへえ、納まりいいです。勉強になります。
FVまあ、話ばかりじゃつまらないから、何枚かセレクトしてよ。
VMはーい。じゃあ、これとこれとこれ。
FV早いね(笑)
大伸ばしでポスターにするなら、この辺もお薦め。
まだまだご紹介したいカットがありますが、どれを選んだかはカレンダーが完成してからのお楽しみ。ご期待くださいね!
FV最後に、ちょっと小話していい?
VM薔薇のペグですか?
FVえ~、知ってたの?(笑)
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