ブルーメタリックのレスポール・スタンダード
なんてことないレスポールが妙に気になることって無いですか?サンバーストかゴールドトップが一般的なレスポール・スタンダードの中で色物的なブルーメタリックのスタンダードにクローズアップ!
なんてことないレスポールが妙に気になることって無いですか?例えばヘッドのインレイやポジションマーク、ピックアップの位置やボディカラー。特にレスポール・スタンダードの場合は、おおむねサンバーストかゴールドトップというのが相場ですから、その他のカラーとなると、マニアといっても少々変わった嗜好かもしれません。今回ご紹介する「俺スキ・ギター」は、そんな色物的スタンダードのブルーメタリックです。
スパークル系といえば70年代初期のレスポール・デラックスに、レッドスパークルとブルースパークルがありましたね。コレクターの方もおられると思います。フレークが大き目で、すごくかっこいいモデルです。スタンダードにメタリックカラー。デラックスと比べるとラージハムバッカーになるだけでずいぶん印象が違いますね。
ヘッドストックを見ると、ロゴはオープンオーのレギュラーモデルでペグはオリジナルのグローバーです。
そしてヘッド裏には「Limited Edition」のデカールがあります。
シリアルから2000年モデルだと判ります。実は山野楽器が代理店だった時代は、このLimited Editionが結構普通の価格でイシバシ楽器などの店頭に並んでいました。フライングVやファイヤーバード、サンダーバードにいたっては、サンバーストカラーがLimited Editionだったりするので面白いです。
ブルーメタリック(スパークルというよりはメタリックカラーのイメージ)は、光の当たり方でずいぶん印象が変わりますね。
レギュラーモデルなのでピックアップはGibson刻印です。
キャビティも大雑把です。
アッセンブリーはメタルプレートに一度載せてから搭載されています。生産性向上というか、まあ製造過程ではわかりやすいですね。
こうしてみると、なんてことないモデルなんですね。ただ単に私がイエモンファンだってことなんです(笑)トグルスイッチやプリント数字のコントロールノブ、クロームのナッシュビル・ブリッジなど、とにかく普通すぎてどこがLimited Editionなのか…それは「色」なのです!という結論で良かったでしょうか。
ボディバックのダークブラウンは、ゴールドトップのダークバックっぽくてそれなりにかっこいいですね。
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