タペストリーでGood Job!! - 前編

Vintage Maniacsのブログでご覧いただいているギターやパーツの撮影には、概ね4つの方法があります。今回はいろいろなシチェーションでの撮影の様子や、室内撮影用の背景タペストリーなどをご紹介します。

タペストリーその1「トロピカルな雰囲気漂うブルービーチ」

SG四方山話で、ちょこっと登場したタペストリーについて、たくさんメッセージをいただきましたので、ギターやパーツの撮影など、おさらいになりますけど、もう少し詳しくご紹介しますね。やっぱり自分が持っているモノって、記憶とか記録とか記念とか、そういった回顧のためにも、きちんと撮りためて、情報を画像で整理してデータベース化しておきたいと思うのです。

駒沢公園のカフェで

筆者にとっては昆虫採集や標本とも似ています。採取した場所を撮影する、樹液にとまっているところを記録する。自宅で飼育している環境、そして標本。画像のデータベースって大事です。(阪神大震災で多くの標本を遺失した経験から、以降は採取や標本ではなく、とにかく写真を撮りためてきました)

ギターに関しても、譲ってくれた前オーナーとのツーショットやギターショーの会場、パーツの撮影やデータベースの作成と、手に入れてから弾くという行為以外にも、いろんな楽しみ方をしています。

※筆者が愛用しているのはスタジオ用背景の専門店「Kate」社製タペストリーです。厚手でしわになりにくく、同じ絵柄でもサイズが選べるし、フクロ綴じなので突っ張り棒で簡単に室内でもセッティングできます。

https://katebackdrop.jp

タペストリーその2「オールドアメリカン風アンティークドア」

ところで、日ごろご覧いただいているVintage Maniacsの画像、ギターやパーツの撮影には、概ね4つの方法があります。

雑然としたガレージ

まずは、ギターとカメラ・三脚を背負って歩き回る「ロケ」です。ピクトリカルな場所は普段から「あ、ここは良さそうだな」などと目を付けてメモしておきます。みなさんも、表参道や道頓堀をデートしていて「あ、ここにギター置くとかっこいいショットになりそう」とか、オシャレなレストランや美容院のドアを発見することありますよね。(2024年は腰椎脊柱管狭窄症で歩行が困難になり、GW恒例のロケができませんでした)

駒沢公園通りのフレンチレストラン
原宿のキャットストリート
清水のエスパルスドリームプラザ

人の邪魔にならないように早朝に活動します。といっても、冬期よりも夏季のほうが日の出が早いので、撮影の時間に余裕がありますね。正午になると陽射しが真上からきて、ギターがノッペリ写るので、個人的には避けています。 

カレンダー用写真のロケでは、夜にスローシャッターを活用したりします。

読者の方から送っていただくフォトも、すごくうれしいです。チョッパーとグリーニーのコンビ、陽射しの角度がカッコ良すぎますよ~!

COOL CHOPPER様からの投稿

昔はフイルムカメラでの撮影だったので、現像してプリントが仕上がるまで確認できず、勘と経験だより。貴重なギターを何度もお借りするわけにいきませんから、シャッター毎に勝負です。18番ホールのパッティングみたいな、そんな心境。昨今はデジタルカメラで、モニター確認していますので、随分と心的に穏やかですよ(笑)

自由が丘で職質された(笑)緊迫のMKシリーズロケ
カレンダー掲載の人気ナンバーワン・フォト

次にご紹介するのは、スタジオを借りてライティングもしっかりとセットする撮影です。ご紹介しているのは、ハウススタジオとして愛用させていだいている目黒のスタジオEASEさんでのショットです。

筆者がカメラマンとしての現役時代からお世話になっている広々としたスタジオで、アンティーク家具や家屋、ちょっとした街並みの再現ひとつひとつが本格的です。

自然光を5方向から取り入れた明るい屋内での撮影。(撮影は龍山悠一先生)

スタジオ撮影は天候に左右されないですし、曇天でもEASEのようなセッティングならきちんと自然光が入るので、本数の多い時の撮影にも便利に使わせていただいております。駐車場もあるし。あと、ライブハウスを昼間に借り切るのも良いですね。ライティング機材もしっかりしているし、アンプなどの大物の搬入も楽です。仲間で借り切って、ヴィンテージギターやアンプ、ポートレートの撮影会なんか楽しそうですよ。

ご自身の大切なヴィンテージギター・コレクションも、ハードケースに入れたままはもったいない。ロケやスタジオでお気に入りが撮れたら、ポスターやパネルにしてお部屋のインテリアにしてみましょう。ファイヤーバードはこの角度がかっこいいとか、SGはこのパーツがCOOLとか、新しい発見がありますよ、絶対に。

タペストリーその3「アンティーク・オータム」
ちょっとした工夫で奥行きを演出

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