ちょっとチェット・アトキンス - Gibson Chet Atkins CE
チェット・アトキンスって、グレッチのテネシアンとかカントリージェントルマンを使っている印象が強いけど、実際は79年ごろにエンドースメントを解消してるんだよね。今回紹介するチェット・アトキンス・モデルは、80年代のギブソン・ギターの開発の中で、一番ミュージックシーンに貢献した楽器だと私は思っているよ。
FV(Fukazawa Vintage Club)チェット・アトキンスって、グレッチのテネシアンとかカントリージェントルマンを使っている印象が強いけど、実際は79年ごろにエンドースメントを解消してるんだよね。
VM(Vintage Maniacs)一時はフェンダーのソリッドギターも弾いていましたね。
FV個人的にはマーク・ノップラーとの共作“ネック&ネック”が好きだな。
VMギターへのアイデアも、独特の演奏方法と相まってかなりトリッキーですよね。
FV写真のチェット・アトキンス・モデルは、80年代のギブソン・ギターの開発の中で、一番ミュージックシーンに貢献した楽器だと私は思っているよ。
VMなんでボディがレッドなんですか?
FV正確には「Wine Red」というカラーだ。チェット・アトキンスには、初期は「Antique Natural」「Alpine White」「Ebony」「Wine Red」の4色があったね。いちばんレアなのがWine Redかな。せっかくなので見せびらかそうかと(笑)
VMイングヴェイ・マルムスティーンも、当時は“俺さまが使っている唯一のギブソンだぜ”ってインタビューで答えていて、ファンは“おお、俺も買わんと…”って、びびりまくってました。
FV彼はフライングVも使ってるし、まあそのコメントはいいとして…さすがにチェット・アトキンス・モデルにはフェラーリのステッカーは貼ってなかったな。
VM一番チェット・アトキンス・モデルらしいカラーは、アンティーク・ナチュラルですね。
FVマニアの間では、ヘッドストックの形状が細く変更になる前の初期型が人気だよ。これは私がドイツのHannoverにいたときに現地の代理店からいただいたカタログ。
VMよく持ってますね、そんな資料。30年以上前でしょ?
FVいただいたパンフとか捨てないなあ。カラーは後年Wine RedとAntique Naturalの2色になるのでAlpine WhiteとかEbonyを持ってる人は大事にした方がいい。
VMステージ映えしますしね。
FVハードケースは初期は四角いケースで、途中からフォームフィットのシェルケースになる。まあどちらもレアなので、なくすと手に入らないよ、なかなか。
VMヘッドも凝ってますよね。
FVおなじWine Redでも、ヘッドの形状が違うとだいぶ印象が異なるね。下の写真はスリムヘッド。
FVこっちは初期のフルサイズだ。
VMそこまで気にしてる人いますかねえ。
FVえ、チェット・アトキンスのコレクターは、みんなラージヘッドしか興味ないと思うよ。本体の作りもずいぶん違うし、重さもね。
FVただ初期のモデルは、このコントロールがクセモノで、すぐにガリが出たり接触不良でダメになる。
VM確かにギブソンっぽくないパーツですね。ジャズマスターとかのパーツと同じかな?
FV機会があれば分解してみよう。
VMなんでもとりあえずバラしてみる、Fukazawa Vintage Clubらしいアプローチですね(笑)
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