Gibsonアコギのロッドカバー - トラスロッドカバーかく語りき 後編 その2
今回のトラスロッドカバー紹介はGibsonのアコギ特集。HummingbirdやDoveをはじめ、歴史のあるJ-45やJ-50のロッドカバーをご紹介。いろいろなバリエーションがあるCustom Madeプレートの一部も見ていきましょう。
目次
トラスロッドカバー紹介 アコギ編
VM(Vintage Maniacs)今回はアコギかあ…。
FV(Fukazawa Vintage Club)出だしから、おもいっきり脱力してるね。興味ないんだろ? 最後のほうに、ちゃんと「Custom
Made」プレートとかも紹介するから付き合ってくれよ。
VMは~い。
Hummingbird, Dove
FVじゃあ、まずはHummingbirdね。
VMアメリカ人って「ハチドリ(Hummingbird)」好きですよね。モチーフとして。
FV「Hum」って、ハミングの「Hum」かな。羽音の擬音で「Hum」っていうけど、ギターの音色を表現するにはイメージが違うなあ。まあ、この時代はギブソンといえばHummingbirdかDove。DoveはMOPインレイのピックガードが豪華だったね。
VMDoveのロッドカバーって、初期は豪華でしたよね。途中から適当になってますが。
J-45, J-50, J-200
VMそういえば、J-45とJ-50って、どう違うんですか?
FVえーっと、色違いだな。サンバーストがJ-45で、後から出たナチュラルがJ-50。
VMカラーだけでモデル名を変えるって、変ですよね。
FVそもそもがアコギのロッドカバーにやたらめったら「モデル名」を入れてるのは、当時の店員の知識が無くても、お客様に販売するモデルを間違わないようにってのが大事なんじゃないの?
VMそんな適当な解説をしてるとGuitar Centerに叱られますよ(笑)
FVまあ、とはいえ、J-45もJ-50も歴史としては長きにわたるベストセラーだから、ロッドカバーもいろんなバージョンがあるということで。
VMJ-200はトップオブザラインですが、ロッドカバーがこんなんで良いんですかね。
FVホワイトのレイヤーが太いから60年代後期だね。この頃はJ-200も随分と量産適正のある素材・スペックになっているから、ギブソンの泣き所かな。
VM綺麗にまとめようとしているけど、意味わかんないっすよ。
FV気を取り直して、次いこう。
STEREO, CUSTOM
VMうはー、なんでStereoモデルのオーナーって、ロッドカバーを替えちゃうんですかね。
FV80年代に北米のギターショーに行くと、パーツを売ってる連中は、かならず「Deluxe」と「Stereo」は持ってたね(笑)
VMまあ、生産も長くやってますからね。
VMこの時期の帯広シェイプ、かっこいいなあ。
FV「O」の文字がちょっと斜めにずれているのが特徴だよ。これは「CUSTOM」ロッドカバーにも見られる現象だ。
VM ジミヘン・モデルの記事でこだわってましたね。
Cutom Madeプレート
FV最後になっちゃったけど「Cutom Made」プレート。これって、いろんなバージョンがあるから追ってきちんと特集したいと思ってる。
VM今回は出し惜しみするんですね?
FVちがうよ。パーツの整理が悪くって、出てこなかっただけだよ。
VM筆記体のは、なんとなくチャッチくて偽物みたいですが…。
FVそうなんだよ。ちゃんとしたGibsonのパーツなんだけどねえ。
VMあー、疲れた。やっぱりアコギって、なんとなくマニアックになれないなあ。ごめんなさい。
FVなんで君が謝るの?(笑)
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