70年代に登場したレスポールとSG用アーティストケース
70年代にギブソンが販売した、高級感溢れるアーティストケース・シリーズ。今回はレスポール用のオックスブラッドとブラック、SG用のフラワー柄の全3種のハードケースをご紹介します。
以前のVintage Maniacsの記事「ギブソン・アーティストシリーズ・ギターケース - 謎の高級ケーストリオ」では、オックスブラッドのレスポール用ケースと、フラワー柄のSG用ケースをチェックしました。今回は同シリーズのブラックビューティー・アーティストケースを交えた3モデルの比較です。
ヘッドストックの位置に取り付けられたGibsonのロゴバッジは3タイプ共通のものです。
バッジはネジではなく、ヴィンテージのブラウンケースと同様にブラスの釘で取り付けられています。
ブラックとオックスブラッドは、ともにレスポール専用ケースです。よく見ると外張りのレザーは色だけでなくテスクチャーも異なっていて、いずれも高級感があります。こうして3モデル並ぶと壮観ですね。
内側のライニングはブラックケースは黒い生地、オックスブラッドはパープル、そしてフラワー柄がチャコールブラウンになっていて、色の使い分けもおしゃれです。特筆すべきは、シルク地のGibsonロゴ入りの襷がそれぞれのライニングカラーとマッチしていて、それぞれブラック、パープル、ブラウンになっているところです。
70年代のギブソンはギターのデザインと同じくアクセサリーやカタログにも素敵なデザインが施されていて感心します。
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