ギブソン純正の革製ギターストラップ

ギブソンのヴィンテージ・レザーストラップの中で一般的に有名なのは初期のヒストリック・コレクションに付属していたのと同じタンカラーのレザーストラップですが、実際にはいろいろなパターンがありました。

革製のギターストラップ

今回は以前のストラップの記事で少し触れたギブソンのヴィンテージ・レザーストラップをクローズアップしてみましょう。一般的に有名なのは初期のヒストリック・コレクションに付属していたのと同じタンカラーのレザーストラップですが、実際にはいろいろなパターンがありました。

まずは最も有名なカラーです。ストラップ部分は肩パッドに留められたブラスの金具を潜るようになっています。

ブラウンのレザーストラップ

裏側から見るとブロンドカラーのフェルト地にブラスの金具が無造作に留められているのがわかりますね。

レザーストラップの裏地

次のモデルもブラウンカラーですが革が少し濃い目です。バースト・ストラップとしては最も人気があり、ヴィンテージ・ギターショーでは、コンディションが良ければ400~500ドルで取引されているケースもあります。

高値で取引されているレザーストラップ

裏側のフェルト地はブロンドカラーでした。

ストラップ裏側のフェルト

めずらしいカラーとして、レスポール・カスタム(Les Paul SG Custom)に付属したホワイトがありますが、Bobby LeeのOEMで、実際には店頭でも販売されていたものです。

めずらしいホワイトのレザーストラップ

こちらも裏側のフェルト地はブロンドカラーになっています。

ホワイトのレザーストラップの裏地

同じくレスポール・カスタム用として付属していたのがブラックのバージョンです。これは50年代のレスポール・カスタムから60年初期まで継続していて、ボディカラーやハードケースと革の色を合わせていたと考えられます。

ブラックのレザーストラップ

おしゃれにも裏のフェルト地は揃いのブラック。

裏地のフェルトもブラック

最後にご紹介するのは、アコースティックギターやジャズギター(ESシリーズ)に付属していた、肩パッドに金属部品のついていないデザインです。レザーの型押しで高級感がありますね。

アコギやジャズギターに付属していたレザーストラップ

見た感じもこちらの方がギターに傷をつけるリスクが少ない気がします。

パッド部分に金属のないデザイン

当時のギターショップにはこうしたギブソン純正のレザーストラップの他、AceやBobby LeeといったWoven Strapが色鮮やかに飾られ、店頭に華を添えていました。次の写真は当時のデッドストックで、コロンビアというメーカーのものです。サイケなカラーがキュートですね。

コロンビアのサイケなストラップ

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