やみクロ - LP(SG) JrとSG Jr 番外編

前回の「やみクロ - LP(SG) JrとSG Jr」に続く、やみくもクローズアップの番外編。「LPSG Jr」「SG Jr 60年中期」「SG Jr 60年後期」を比較しながら、チップボードケースや本体の重さを量っていきます。

VM「LPSG JrもSG Jrも似たようなもんだろ…」という人、多いですよね。

FVうーん、おおかたの評判は、そんなところだろうね。

VM今日は「やみクロLP JrとSG Jr」に続いて、各部のクローズアップを見てみましょう。ヘッドストックは判別しやすいです、書いてありますから(笑)

FV左がLPSG、真ん中と右がSGだね。

VMボディはどうですか? この写真で見るかぎりは、3本とも同じに思えます。

FVこうして手に持って触っていると、ヘッドストックのエッジ処理とか、ネックジョイントのサンディングとか、グリップとか、それぞれ年代別に個性があるのがわかるけど…。

VM写真だけでニュアンスを表現するの、難しそうです。

FVそうだね。だから、なるべく手に取って触れる機会を作りたいよ。

VM最近は、ギターショーでもヴィンテージのSGを年代別に何本も展示して試奏させてもらえる機会が減りました。

FVそれは仕方ないね。マーケットに出ている個体数が、80年代と比べて圧倒的に減っているから。

VMケースひとつとっても、年代を反映したルックスがあります。並べて比較することで、そのモデルが歩んできた変化の工程をビジュアルで把握できます。

FVまずは、ボディトップから。

VM順番に「LPSG Jr」「SG Jr 60年中期」「SG Jr 60年後期」です。

VMいかがでしょうか。

FV似たり寄ったりだな。

VMFVさんが、そう発言すると、身も蓋も無いっす…。じゃあ、ボディバックを見てみましょう。

FV似たり寄ったりだな(笑)

VMそれ、僕のコメントですよ。僕が「似たり寄ったりですね?」って言って、FVさんが「いやいや、ここをこう見ると、あれこれ違って…」って解説してくれなきゃ。

FVでも、SGってコンター(ボディエッジのスラント:Contourはもともと等高線の意味)の形状が、随分と個体差あるんだけど、年代別というよりは、その時のライン作業者の気分っていう印象ない?

VMうーん、そう言っちゃうと、今日の内容が薄っぺらいので、何か「盛って」くださいよ。

FVじゃあ、それぞれの体重を測ったり、ケースの比較してお茶を濁そうか。

VMなんですか、それ?(笑)

FVどのケースも、コンディションいいだろ?

VM気になってたんですけど、チップボードケースって、どれくらいの重量あるんですか?

FVそういえば、計量したデータって、あまり見ないな。量ってみるか。

VMあれ?「SG用ハードケースの四方山話」でやりませんでしたっけ?

SG用ハードケースの四方山話(前編)

SG用ハードケースの四方山話(前編)

2021.3.12

SG用ハードケースの四方山話(後編)

SG用ハードケースの四方山話(後編)

2021.6.4

FVいや、チップボードケースを特集したのは、「音の本棚 第6回 Little Guitars」の後編だろ。でも、その時も計量した記憶はないな。

音の本棚 第6回 『Little Guitars』 後編

音の本棚 第6回 『Little Guitars』 後編

2021.5.7

VMあと、2016年4月15日に公開した「ギブソンのチップボード・ギター・ケース」ですかね。

ギブソンのチップボード・ギターケース

ギブソンのチップボード・ギターケース

2016.4.15

FVさすがに懐かしいね、この頃の記事は。まだまだ手探りで、興味ある事を片っ端から書いてたから。

VMいまも、そんな感じありますけど、「片っ端」感が(笑)

FV中の色とか統一すればいいのにね。ハードケースも、「ピンク」「レッド」「パープル」「イエロー」とバージョンがあって、どう区別しているのか、いまだに謎だ。

VMへえ、2kgないんですね。ギグバックが無い時代は、軽くて持ち運びに便利だ。

FVただ、現存するチップボードケースは、取っ手の部分が破れたり、サイドのテーパーがちぎれたり、耐久性という面では、ギターをプロテクションしていたとは思えんな。

VM体重計だしてきたから、ついでにギター本体も計量しちゃいましょうか。

FV量るときは、ちゃんと準備しないと。適当に手抜きして体重計に載せてると、すべるよ。

VM2.55kgで揃ってますね。ホワイトPGの個体は、ショートヴァイブローラの分、重量がプラスかな。

FVだから、体重計に載せるときは、すべらないように…。

「ドンっ………!!」

VM「………(泣)、す、す、す、すみまへんんんん、グス…」(涙)

FVほらね、横着するから。どれどれ。あ~、これ酷いねえ。どんな置き方してたの?

VMミントですよね、傷ひとつなたっかのに、ど、ど、どうしましょう…。

FVまあ、直すと「リペア」になっちゃうから、このままにしておくんだろうねえ。世の中から、「Mint」が一台減った、歴史的な一瞬だ。

VMそう言っていただけると…。

FVどう言ってるの? もう、すぐに気楽にならないでよ、まったく。

「VMさんは、こんな横着な置き方をして量っていました」

とにかく、撮影時には前準備をしっかりして、まさかの時にちゃんと備えましょう。

 次に読むなら

レスポール・ジュニアSG エレキギター黎明期のヴィンテージサウンド
レスポールSGシリーズの中でもっとも生産台数が多い普及クラスのジュニアですが、随所にギブソンの丁寧な楽器作りがみられ、贅沢な素材とともにヴィンテージサウンドを珠玉のものとした当時のエレクトリックギター黎明期を実感できます。

掲載されている文章および画像の無断転載・引用(ソーシャルボタンは除く)は固くお断わりいたします。

 Vintage Maniacs Shopのおすすめアイテム

Vintage Maniacs Slim Leather Strap

1950年代、レスポールのケースキャンディーとして同梱されたレザーストラップは、秀逸なインダストリアル・デザインで、今なお普遍的に愛される、スリムストラップの原型となったマスターピースです。Vintage Maniacsでは、ステッチ・ビーンズパッド、ブラスステイ、ストレートレザーを高級素材で再現しました。フランスの高級ハンドバッグ向けサプライヤーから調達した美しいヌメ革を使用し、スタンダードSB、スタンダードGT、カスタム用に3種類準備いたしました。素材忠実に復刻しています。ノスタルジックな香りとルックスで、貴方のヒスコレ・ブラウンケースのポケットを彩ってください。

ショップで見る
Vintage Maniacs 公式Webショップ