やみクロ - レスポール・デラックス・チェリー
シースルーチェリーにトラメが美しい74デラックス。オーナーのMurakamiさんは「74」にゆかりのある、バイクとギターが大好きなナイスガイです。

ヴィンテージギターを抱えて遊びに来てくれる素敵な仲間に囲まれて、毎日楽しい時間を過ごしています。シースルーチェリーにトラメが美しい74デラックス。オーナーのMurakamiさんは「74」にゆかりのある、バイクとギターが大好きなナイスガイです。2026年カレンダーに掲載させていただいたTakamichi様のクラシックカー+ギターの撮影でも、大変お世話になりました。


いつも工具や作業、パーツ加工でアイデアをたくさん出してくださるMurakamiさんのギターを見ながら、ハードケースのベロの自作もご紹介していきましょう。

VM おー、これはまたレアなパーツを作ってますね。
FV ね。Murakamiさんは、このパッションがすごい。Yamaguchiさんと双璧だと思うね。

VM ヴィンテージのハードケースは、早晩ベロが切れたり外れたりしますから、そのレストアはコレクターにとって課題ですよ。
FV 外れても、オリジナルが残っていればいいけど、大体の場合どっかいっちゃってるからさ。
VM そもそもがですよ、ベロはホッチキスみたいなピンで留めてあるだけですから、ケースの蓋を「バーン!」って開けたら「ビチー!」って音がして「パカー!」って取れちゃいますよね。



FV だから、自作するにしても、質感や色が似た素材を探すのもひと苦労さ。

VM Murakamiさん、よくこれだけ探しましたね。
FV あと、彼が教えてくれたホッチキス。これは、木にホッチキス針を押し込むツール。私は知らなかったので、これまではネジ留めしたり釘を打ったりしてた。


VM オリジナルの状態だと、取れやすいのがわかりますね。これなんか、外れる寸前だ。


FV で、本題なんだけど、マホガニーネックのレスポール・デラックスね。
VM これ、シリアルがデカールタイプなので、本来はメイプルネックの時代ですよね?

FV 刻印シリアルでも、メイプルネックはあるから。
VM あ、今気づいたんですが、このFVさんのコレクション、レフトオーバーのデカールは、ES-335とThunderbirdは続き番号ですね。ヴィンテージのレストアの時に、連番ギター作れますよ。

FV いろんなモデル含めて、全部で200枚ぐらいあるから、何本でも続き番号のギター作れるけど…そんなことするマニアいないよ(笑)
VM では、クローズアップで見ていきましょう。


FV コンディション良いねえ。トラがかっこいい。



VM いかにも70年代っていう匂いがプンプンします。

FV ヘッドストックまわりを見ても、まさに70年代。「Les Paul MODEL」がデカールだね。塗装の下にフチが見える。ロゴは角ばったクローズドオー。


VM Deluxeのロッドカバーが2プライですが、これはどうでしょう。

FV 過渡期か、割れてリプレイスされたのか。それと、このトグルスイッチ・チップは、失くすと入手困難なパーツ。そしてスイッチプレートはRが垂れている。

VM エレベーションリングが4枚使いですね。59バーストみたいでかっこいい。


FV あ、ほんとだ。よく見てるね。これはポストが安定して実用的かつ、なんとなくサスティーンが効きそう。
VM 「なんとなく」って…(笑)


FV サーキットは独特なコンデンサが使われていて、これも70年代らしいパーツだなあ。成型のバックプレートがかっこいい。それと、ポジションマークの柄を見てほしい。


FV 50年代でも60年代前半でもない、70年代後半でもない、独特のパターン。68GTのオーナーは「ビビッ」っとくるよね。
VM 僕、むっちゃレアなネジ見つけましたよ!
FV えっ? なに? どれ?


VM これですよ。ミニハムのPUエレベーションスクリュー。リアが「皿付き」です。
FV うわ、初めて見た。レアだ。
VM ふふふふふふ、FVさんも気づかない「やみクロ(やみくもにクローズアップ)」ならではの視点で。
FV いやあ、今回はVM君がいてくれて新しい発見があったよ。ありがとうううううう。
VM くやしさを押し隠すような言い方しないでくださいよ、もう、負けず嫌いなんだから。

FV (笑) まあまあ。 せっかくだから、コントロールノブやカッタウェイバインディング、パンケーキボディも見ておこうよ。

X(Twitter)にポストするSpecial thanks to Mr. Murakami & Mr. Takamichi
掲載されている文章および画像の無断転載・引用(ソーシャルボタンは除く)は固くお断わりいたします。




