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SG解体新書 - とんでもない品質の“やっちゃったギブソン”
1970年代前半はSGをはじめとするギブソンのソリッドボディ・ギターの生産数量が増大した一方で“とんでもない品質”のギターが存在します。今回はそんな“やっちゃったギブソン”のうちの1本を紹介する「SG解体新書」です。
レスポール・ジュニアSG エレキギター黎明期のヴィンテージサウンド
レスポールSGシリーズの中でもっとも生産台数が多い普及クラスのジュニアですが、随所にギブソンの丁寧な楽器作りがみられ、贅沢な素材とともにヴィンテージサウンドを珠玉のものとした当時のエレクトリックギター黎明期を実感できます。
センター2ピースボディのSGはカタログに無いレアモデル
今回紹介するのはセンター2ピースのSGです。60年代のギブソンはメロディーメーカーでさえも、塗りつぶしでなければおおむね1ピースのマホガニーで作っていたので、木目が見えるのに「堂々とセンターツーピース」ってのは解せないわけです。
変態SGは真面目なギター - ゼロフレットとT.W.Doyleピックアップ
このSGスタンダードは、オーストラリアのゼマイティス・コレクター“マーク・ミラー”から生前にプレゼントされたものだけど形見になっちゃったね。マークによると60年代後期のギブソン製SGを、トム・ドイルがレス・ポール氏のためにカスタマイズしたものだ。
サイケデリックなギブソン・ギター - Zoot Suit
ギブソン的に過去を振り返ってヒッピー的アプローチをするとギターもこうなっちゃうというZoot Suitモデルの紹介です。サイケデリックという言葉を聞いて心躍る50代のみなさまには、このギターは意外にツボかもしれません。
スーパーハムバッカーを搭載した70年代のSG
筆者が好きな70年代のSGにはバンブルビーやブラックビューティーとは異なる茶色い四角形のコンデンサーが搭載され、同時にピックアップにも大きな変化があらわれます。今回はあまり注目されることのない70年代初期のSGにスポットを当ててみましょう。
デッドストックのショート・ヴァイブローラのパッケージ
とても珍しいデッドストックのヴァイブローラをご紹介。箱や付属品がすべてそろった状態で、資料としても貴重です。
トフィーブラウンのSGやストップテールピースのSGは、本当にあったのか?
SGはファイヤーバードなどにくらべ、意外とカスタムカラーが少ないモデルのギターです。その中でも突出してレアな、トフィーブラウンのSGを紹介します。
ギターマガジンSG特集、勝手に付録の巻
ギブソンのSGは歴史の生き証人のようなモデルです。ギターマガジンのSG特集を見ながらVintage Maniacsなりに勝手に付録を考えてみました。
ギブソンSGスペック比較 - 鼻血レッドとキャラメルキャンディ
SGはギブソン・ソリッドギターの長い歴史にあって、延々と製造され続けたモデルのため、数限りない仕様変更を繰り返し、カスタムメイドもあったりとコレクター泣かせなギターです。今回はトフィーブラウンのSGとチェリーレッドのSGをならべて、細かなスペックの違いを見ていきます。
入手困難なトフィーブラウンのSGスペシャル
40年かかって入手できたのはこれ1本だけ。めずらしいトフィーブラウンのSGスペシャルと、同じくトフィーのSGスタンダードを比較しながら見ていきましょう。
ギターケースと過ごすSGなSunday
SGのケースって、年代別・価格帯別に結構なバージョンがあって、特に70年代はカスタム用の高級ハードシェルケースからチップボードっぽいのまで多数あります。なのでヴィンテージを買うときは、ケースがオリジナルか、同じ年代でも入れ替わっていないかなど、しっかりと観察するようにしています。